神奈川県内にて新築住宅建設予定地に埋炭工事を行いました。

写真を見ての通り、道路側から奥に向かってかなり傾斜している土地で、実際に現地に行ってみると写真より段差を感じます。ほとんど一階分下がっている感じです。

　お話を頂いたときはもう工事に入っていて、写真のような状態でした。

　この段差を活かして、地下部分に大きな収納部屋を作り、その上にちょうど道路と同じ高さで住居部分を建てるという形です。

　そのため一度奥の土地の高さまで土を掘り下げて、そこに基礎を打ち収納部屋を作った後、道路の高さまで土を入れて、またそこに基礎を打ち住居を建てるという流れになるそうです。

　ちょうど土を掘っている状態だったので、太極部分はそこに炭を入れてから土を盛っていただくことにしました。

　穴を掘らずに炭を入れるので、水をかけると炭が流れてしまうかと心配しましたが、建築業者さんの協力もあり上手くいきました。

その後足場がとれてから、四隅の埋炭に伺いました。

　建築工事はかなり苦労もあったようですが、地下一階、地上三階の立派な家が建ちました。

　埋炭作業をしていると、あまり見たことが無いので、ときどきご近所の方が「それは何をしているんですか？」と聞いてきます。少しお話していると、ご近所の方もとても穏やかな方が多いと感じました。

　施主様も積極的にご近所の方にご挨拶されて、コミュニケーションをとっていました。

　前に建っていた家のことなどは全く聞いていませんが、急な傾斜地で、やや窮屈な土地なので、施主様が埋炭をしようと思われたお気持ちはよくわかります。

　長くそこに住んでいる方達に囲まれている住宅地に新たに入って行くので、色々とお気遣いも多いと思いますが、きっと上手くやっていくことと思います。

　ご家族のご発展とご健勝をお祈りしております。