茨城県内に新築住宅を建築されましたＭ様邸にて氣場改良工事を行わせていただきました。

　Ｍ様は、ご主人様の仕事の関係で転勤が多く、今まで何回か引っ越しをされてきました。

　二人のお子様が小さかったこともあり、行く先々で音がうるさいなど、ご近所との人間関係がどうもうまく行かないことが多く、それが奥様の悩みの種でした。

　確かに集合住宅では、実際はそれほどうるさくはしていなくても、隣や上の部屋の音が気になることがあります。建物の構造上のこともありますが、生活リズムが違ったりするとなおさらで、かなり神経質になられている方もいらっしゃいます。

　Ｍ様は、今回やっとご主人様の転勤が無くなりそうなので、新築の一戸建てを建てて落ち着こうとご決心をされました。

　そこで気になるのが周囲の状況です。

　風水的に完璧な土地はなかなかありません。ここもすぐ隣に農業用水の水路があったり、前面道路がややカーブしていたりということがありましたが、現地を見た感じでは、特に悪い土地ではありませんでした。

　一つ気になったのが土地の形です。

　図のように半分だけは前面道路に面しているのですが、あとの半分は隣家の土地と、一部は市の土地になっているとのことでした。

　宅地化するにあたって道路を新たに舗装した時に、道筋を少し変えたので、元の道路だった部分は市の土地で、その内側は元から隣家の土地だったそうです。

　Ｍ様も、できれば道路までの土地を購入したかったので、不動産屋に掛け合ったのですが、色々な面でそうすることができずこのような形になってしまったのです。

　土地の形もさることながら、土地の前面にこのような状況ができてしまったことが気になりましたので、氣場改良は図のように太極部分プラス土地の角部分すべてに行うことをお奨めしました。

　土地は以前農地だったようで、土も柔らかめで大きな石などもなく、手掘りでスムーズに掘ることができました。

　ご主人様は非常に忙しく、太極部の工事の時は仕事で来られませんでしたので、奥様とお子様お二人に玉埋めをしていただきました。